2010年 06月 03日
大根ミニ事件 |
時々幼稚園の絵画教室の先生をやっているのですが、
幼稚園までの道沿いに畑があり、そこの一角の小さな小屋で、
おばあちゃん達がよく野菜を売っています。
スーパーで売っているのと違い、まだ泥がついていて
生き生きした野菜達です。
一昨日そこを通り、覗いてみると、葉付きの大根がありました。
「これは明後日の(絵の)題材に丁度良い」と思い、
葉付きの大根をずっと探していた私は心の中で小躍りしました。
早速、小屋のおばあちゃんに
「すいません、明後日はこちらで大根売っておられますか」
と3回程叫び(おばあちゃんは耳が遠い)、
「晴れてれば居るよ」と返事が返ってきました。
畑から別のおばあちゃんも小屋にやって来て、
「明後日は晴れるから大丈夫だ」
と念を押してくれました。
「では明後日、このくらいの時間に参りますので大根を一本
とっておいてください」と
お願いしてから、小屋をあとにしました。
おばあちゃんが二人も約束してくれ、
これで明後日の題材は確保出来たと安心し、
そのまま今日に至りました。
素晴らしい快晴で、
軽くワクワクしながら小屋に近づき、正面へ回ると、
ガガガガーン!
見事、閉まっていたのです。
四面廻っても全てトタン板です。
私は「い、居ねぇ…!」と、声に出して言い、
立ち尽くすとはこの事かといった感じで
本当に呆然と立ち尽くしました。
「おばあちゃん、裏切るの巻…」
と、とりあえず呟いてみました。
私が悪いのです。
「おばあちゃん」という生き物と「裏切る」という言葉がリンクするなど
私の頭の中の辞書に全く無かったし、
「おばあちゃん」という生き物は「忘れる」事が圧倒的に多いという事も
うっかり頭に入っていなかったのです。
時間も無いので仕方なく、今日の教室は
急遽何とか違う題材に変更して対処しました。
子どもたちはそんな事はつゆしらず、ワイワイ楽しんでくれたので
良かったのでしたが、
今日は、小さなショックを受けた日でした。
色んな事を予測しなが生きなければならないなァと思いました。
幼稚園までの道沿いに畑があり、そこの一角の小さな小屋で、
おばあちゃん達がよく野菜を売っています。
スーパーで売っているのと違い、まだ泥がついていて
生き生きした野菜達です。
一昨日そこを通り、覗いてみると、葉付きの大根がありました。
「これは明後日の(絵の)題材に丁度良い」と思い、
葉付きの大根をずっと探していた私は心の中で小躍りしました。
早速、小屋のおばあちゃんに
「すいません、明後日はこちらで大根売っておられますか」
と3回程叫び(おばあちゃんは耳が遠い)、
「晴れてれば居るよ」と返事が返ってきました。
畑から別のおばあちゃんも小屋にやって来て、
「明後日は晴れるから大丈夫だ」
と念を押してくれました。
「では明後日、このくらいの時間に参りますので大根を一本
とっておいてください」と
お願いしてから、小屋をあとにしました。
おばあちゃんが二人も約束してくれ、
これで明後日の題材は確保出来たと安心し、
そのまま今日に至りました。
素晴らしい快晴で、
軽くワクワクしながら小屋に近づき、正面へ回ると、
ガガガガーン!
見事、閉まっていたのです。
四面廻っても全てトタン板です。
私は「い、居ねぇ…!」と、声に出して言い、
立ち尽くすとはこの事かといった感じで
本当に呆然と立ち尽くしました。
「おばあちゃん、裏切るの巻…」
と、とりあえず呟いてみました。
私が悪いのです。
「おばあちゃん」という生き物と「裏切る」という言葉がリンクするなど
私の頭の中の辞書に全く無かったし、
「おばあちゃん」という生き物は「忘れる」事が圧倒的に多いという事も
うっかり頭に入っていなかったのです。
時間も無いので仕方なく、今日の教室は
急遽何とか違う題材に変更して対処しました。
子どもたちはそんな事はつゆしらず、ワイワイ楽しんでくれたので
良かったのでしたが、
今日は、小さなショックを受けた日でした。
色んな事を予測しなが生きなければならないなァと思いました。
by kzmmzkk
| 2010-06-03 22:53